土地の売買では、
建物の売買とは違う悩みが出てきます。
・買ったあとで、思ったように建てられなかった
・境界の話が、後から出てきた
・地中から何か出てきて、話がこじれた
こうした問題は、
引渡し後に突然起きるように見えて、
実は、契約前や契約の進め方によって、
かなりの部分が決まっていることが少なくありません。
いまの状況では、
どこから考え始めないと、判断を誤りやすいのか
土地売買で確認するべきポイントを示していきます。
土地の売買は「建物がない」からこそ、見落としが起きます
土地は、
建物と比べて見た目がシンプルです。
そのため、
・更地だから問題は少ないだろう
・昔からある土地だから大丈夫だろう
と考えてしまいがちです。
しかし実際には、
・境界がはっきりしない
・面積が登記と合っていない
・道路との関係に問題がある
・地中に、過去の利用の名残がある
といった点が、
後になって大きな問題になることがあります。
土地売買で、最初に意識しておきたいこと
土地を買う場合も、売る場合も、
最初に意識しておきたいのは、
「この土地で、何を建てられるのか」
「何を建てられないのか」
という点です。
価格や立地だけで話を進めてしまうと、
あとで現実とのズレに直面することがあります。
いまの状況別に、考え始める場所が変わります
これから土地の売買を考えている方(契約前)
この段階でよくあるのは、
・契約書案を見ても、何が重要か分からない
・調査は不動産会社に任せている
・細かい話は、あとで詰めればいいと思っている
として、問題を先送りにして
契約締結に進んでしまうことです。
しかし、土地売買では、
契約前に確認しておかないと、
あとから取り返しがつかないことが少なくありません。
この段階の方は次の記事をご覧ください。
▶ 土地売買|契約前に確認しておくべきこと
(境界・接道・用途・地中など)
契約手続きを進めている方
契約手続きを進めている場合には、
・説明を受けていない点が気になり始めた
・条件の理解に不安が出てきた
・このまま引き渡されて大丈夫か迷っている
といった悩みが出てくることがあります。
この段階では、
いま何が決まっていて、何が決まっていないのか
を見直すことが重要です。
この段階の方は次の記事をご覧ください。
▶ 土地売買|契約書にサインする前に、必ず確認しておきたいこと
(代金・手付・契約不適合責任・危険負担など)
引渡し後に問題が見つかった方
土地の売買では、
引渡し後になって初めて、
・境界の問題
・地中埋設物
・説明されていなかった制限
が表に出てくることがあります。
この場合、
感情的に動いてしまうと、
話がかえって複雑になることもあります。
法律や契約に基づいて冷静に対処する必要があります。
この段階の方は次の記事をご覧ください。
▶ 土地売買|引渡し後に問題が見つかったときの考え方
(契約不適合にあたるか、契約書にはなんと書いてあるか、説明は受けたかなど)
話し合いが難しくなる前に知っておきたいこと
土地売買の問題は、
話し合いで解決できることもあります。
一方で、
・事実関係が曖昧
・認識のズレが大きい
場合には、
簡単にまとまらないこともあります。
そのため、
どの段階で、どんな判断をしたかが、
後の選択肢に影響します。
まとめ
土地の売買は、
建物がない分、
「問題が少ない」と思われがちです。
しかし実際には、
見えない部分にこそ、
判断を誤りやすいポイントがあります。
まずは、
・いまは契約前なのか
・すでに契約が進んでいるのか
・引渡し後なのか
を意識して、
自分の状況に近いところから
確認してみてください。