空き家や、使われていないままの土地・建物について、
「何か考えたほうがよい気はしているが、
何について考えているのかが、はっきりしない」
と感じることがあります。
それは、情報が足りないからというよりも、
いくつかの違う話を、同時に考えてしまっているために起きやすい感覚です。
このページでは、
空き家や所有者不明の土地・建物と呼ばれているものが、
どのような状態を指しているのかを順に確認します。
そのうえで、
いま自分が気にしていることが、
どのような話に近いのかを見ていくための整理を行います。
「空き家」「所有者不明」と呼ばれているのは、どのような状態か
空き家や所有者不明の土地・建物という言葉は、
一つの決まった状況だけを指して使われているわけではありません。
たとえば、
長いあいだ使われていないままの建物や土地がある。
誰が管理するのか、
誰が手入れをするのかが、はっきり決まっていない。
何かを決めようとしても、
誰と話をすればよいのかがすぐに分からない。
こうしたいくつかの状態が、
まとめて空き家、所有者不明といった言葉で表現されることがあります。
重要なのは、
空き家問題に当てはまるかどうかを決めることではありません。
まずは、
土地や建物が、どのような状態に置かれているのかを
一つずつ確認することです。
「空き家」「所有者不明」と呼ばれているのは、どのような状態か
空き家や所有者不明の土地・建物という言葉は、
一つの決まった状況だけを指して使われているわけではありません。
たとえば、
- 長いあいだ使われていない
建物や土地がある。 - 誰が管理するのか、誰が手入れをするのか
がはっきり決まっていない。 - 何かを決めようとしても、
誰と話をすればよいのかがすぐに分からない。
こうしたいくつかの状態が、
まとめて空き家、所有者不明
といった言葉で表現されることがあります。
重要なのは、
空き家問題に当てはまるかどうか
を決めることではありません。
まずは、
土地や建物が、どのような状態に置かれているのかを
一つずつ確認することです。
そうした状態が続くと、どのような話が出てきやすいか
このような状態が続くと、
特別な出来事が起きていなくても、
次のような話題が出てくることがあります。
- 手入れや管理について、
「誰がやるのか」という話が持ち上がる。 - 周囲との関係について、
説明や対応を求められる場面が出てくる。 - いざ何かを決めようとしても、
前提となる事情がそろわず、話が進まないまま時間が過ぎる。
ここで大切なのは、
良いか悪いかを判断することではありません。
土地や建物の状態によって、
こうした話が出てきやすくなる
という点を押さえておくことです。
自分が気にしている土地や建物について、思い当たる点はあるか
ここまでの説明を読んで、
- 自分が所有している土地や建物
- 相続で関わることになった土地や建物
- 近くにあって、以前から気になっている土地や建物
そうしたものについて、
似た状況がある、思い当たる点があると感じる方もいるかもしれません。
一方で、
いまのところ特に当てはまらないと感じる方もいるでしょう。
ここで結論を出すことまでは必要なく、
まずは、いま気になっている点が、
どの説明に近いかを確認しておくことが重要です。
空き家・所有者不明の土地や建物については、考える場面がいくつかあります
空き家や所有者不明の土地・建物について考える場面は、
一つではありません。
気になり始めたばかりの段階もあれば、
管理や費用の話が現実のものとして出てくる場面もあります。
周囲との関係が関わってくる場合もあれば、
考えているのに話が進まないと感じる場面もあります。
それぞれの場面で、
確認しておくとよい点は異なります。
以下では、
土地や建物について、どのような場面の話を考えているのか
という観点で、内容を分けています。
いま考えていることに近い場面を探す
なんとなく気になっている状態
使われていない土地や建物があることは分かっているものの、
特に困っている出来事が起きているわけではない。
ただ、その存在が、頭の片隅に引っかかり続けている。
この段階では、
問題かどうかを判断するよりも、
「なぜ気になっているのか」を確かめることが中心になります。
この状態については、次で説明しています。
▶ なんとなく気になっている状態
空き家・所有者不明の問題として考えるべきか迷っている状態
気になり方が強くなり、
放っておいてよい話ではない気がしてくる一方で、
問題として向き合うほどなのかは判断がつかない。
この段階では、
空き家や所有者不明という言葉と、
自分の状況との距離感を測っていることが多くなります。
この状態については、次で説明しています。
▶ 空き家・所有者不明の問題として考えるべきか迷っている状態
管理や負担の話が、現実として見え始めた状態
これまで漠然としていた話が、
管理や費用といった具体的な形で意識に上ってくる。
「そのうち」では済まない話として、現実味を帯び始める段階です。
この段階では、
負担そのものよりも、
それが誰の話として現れているのかが、考えどころになります。
この状態については、次で説明しています。
▶ 管理や負担の話が、現実として見え始めた状態
周囲との関係が、無視できなくなってきた状態
土地や建物そのものよりも、
近隣や親族など、周囲の人との関係が意識に入ってくる。
自分の中だけで考えてよい話なのか、迷いが生じやすくなります。
この段階では、
感情ではなく、
どの関係が、どの場面で関わってきているのかを見ていきます。
この状態については、次で説明しています。
▶ 周囲との関係が、無視できなくなってきた状態
何をどう考えても、話が進まない状態
情報を集めたり考えたりしているのに、
どこで止まっているのかが分からず、
前に進んでいる感覚が持てなくなる。
この段階では、
答えを探す前に、
話が止まっている理由そのものを見直す必要が出てきます。
この状態については、次で説明しています。
▶ 何をどう考えても、話が進まない状態