自筆証書遺言の改正~方式緩和でパソコンでも作成可能に
平成30年7月に民法が改正されました。 自筆証書遺言が改正され、方式緩和により、目録をパソコンなどで作成することができるようになりました。 また、自筆証書遺言を法務局に保管することができるようにもなりました。 今回は、自...
平成30年7月に民法が改正されました。 自筆証書遺言が改正され、方式緩和により、目録をパソコンなどで作成することができるようになりました。 また、自筆証書遺言を法務局に保管することができるようにもなりました。 今回は、自...
前回の記事では、遺言の概要について説明しました。遺言には、普通方式3種類、特別方式4種類があるという説明もしました。 今回は、そのなかでも、普通方式のひとつである自筆証書遺言について説明します。自筆証書遺言は最も作成され...
1 自筆証書遺言の保管制度とは 今回、遺言書保管法という法律が制定されました。 自筆証書遺言を公的機関である法務局に保管することができるようになります。 法務局での遺言書の受付が開始されるのは2020年(令和2年)7月1...
今回は「相続させる遺言」についてお話ししようと思います。 1 「相続させる遺言」とは 遺言書にこのように書いてあることがあります。 「本件土地はAに相続させる」 これを「相続させる遺言」と言っています。 普通に遺言書には...
今回は遺言の解釈について説明しようと思います。 遺言の基本的な書き方について次の記事を参考にして下さい。 1 遺言書は亡くなってから効力が発生する 遺言書というのは、遺言者が生前に書くものですが、その効力が発生するのは、...
平成30年、相続に関していくつか民法が改正されました。 そのひとつとして、新たに持戻し免除の意思表示の推定規定というものが設けられました。言葉だけだと難しそうですが、それほどでもありません。 1 持戻し免除の意思表示はこ...
今回は、遺言執行者についてご説明します。 1 遺言執行者とは 遺言に書けることは、法律に定められたものに限定されます。 これを遺言事項といいます。 遺言の効力が生じるのは、遺言者が亡くなったときです。 ただし、遺言の効力...
今回は遺言の撤回について説明します。 遺言書を書いたけど、書き直したいということはあると思います。 その場合、以前に書いた遺言書を残したまま、新しい遺言書を書くと、遺言者が亡くなった後、どちらの遺言書が遺言者の真意なのか...
今回は、遺言できることを整理しておきましょう。 そもそも遺言者が遺言に何を書くかは自由です。「こういう内容を書いてはダメ」と、法律で定められているわけではありません。 ただし、遺言に書かれた内容がすべて実現されるわけでは...
今回は、法定相続と遺言相続について説明します。 1 法定相続と遺言相続 相続には2つの考え方があります。 法定相続と遺言相続です。 法定相続とは、相続人や相続分について、法律にあらかじめ定めておいて、この法律の規定に基づ...
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