配偶者居住権の登記はできるだけ早く完了させよう
配偶者居住権を取得したら、登記をできるだけ早く完了させることが重要です。 例えば、次のケースでは、被相続人の配偶者(生存配偶者)は、建物を取得した第三者に配偶者居住権を主張できません。第三者が所有権の登記をする前に、配偶...
配偶者居住権を取得したら、登記をできるだけ早く完了させることが重要です。 例えば、次のケースでは、被相続人の配偶者(生存配偶者)は、建物を取得した第三者に配偶者居住権を主張できません。第三者が所有権の登記をする前に、配偶...
今回は、離婚時の年金分割について説明します。 年金分割というと、単純にもらえる年金を二人で分けることをイメージしますが、そう簡単なものではありません。 あくまでも分割の対象は婚姻期間に対応した部分に限られます。また、分割...
今回は、自筆証書遺言を法務局に保管する方法について説明します。 遺言にはいくつかの方式がありますが、最も利用されているのが公正証書遺言と自筆証書遺言です。 令和元年の公正証書遺言の作成件数は113,137件です(日本公証...
今回は、親権者・監護者の変更について説明します。 父母が離婚するときは、父母のどちらか一方を親権者と定めます(民法819条)。親権者とならなかった父母を監護者と定めることもできます(民法766条)。 しかし、離婚後に事情...
今回は遺留分侵害額(減殺)請求権の時効について説明します。 上のようなケースでは、もう遺留分侵害額請求権を行使することはできないのでしょうか。 いえ、そんなことはありません。その点は安心して下さい。遺留分侵害請求権の消滅...
今回は公正証書遺言の効力について説明します。 遺言がなかったため、被相続人の死後、家族間でし烈な遺産の取合いになるケースが非常に多いです。相続をきっかけに家族の絆が壊れてしないためにも、遺言を残すことは強くお勧めします。...
今回は、自筆証書遺言について説明します。 自筆証書遺言は、ペン・印鑑・用紙があれば一人で作成できる遺言です。手軽に作成できるのが自筆証書遺言の大きなメリットです。 その一方で、自筆証書遺言は、公正証書遺言のように証人や公...
ある人の死後、家族に宛てた手紙が発見されることがあります。病床において、家族に最後の言葉が残されることもあります。 そこでは、家族への感謝の言葉や、死後の財産の取り扱いについて述べられたりします。 死者が最後に残した言葉...
今回は法定相続分について説明します。 被相続人が亡くなって、相続が開始された場合、だれが相続人になるか(法定相続人)は民法に規定されています(民法887条~890条)。 それでは、各相続人は、被相続人の遺産をどれくらいの...
結論から言いますと、内縁の妻が、亡くなった内縁の夫の遺産を相続することは認められません。 内縁の夫が亡くなると、内縁関係は終了することから、離婚の場合と同様に、財産分与として、内縁の夫の遺産の承継が認められるべきとの意見...